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庵治石の特徴

このページはHomeの中のお墓のお話

庵治石製品ができるまで

土に還る

生あるものは必ず滅する宿命を持っていますが、植物、動物そして私たち人間も、いつの日か肉体としてのつとめを終え、遺骸は、大自然の懐に抱かれて安らかな眠りにつきます。
枯れた野草は、芽をふく種子を残し、土は種子をかかえて春を待つように、土の上で果てた命は、土の働きによってさらなる生命として蘇ります。

古来の葬法

こうして日本人は古来より死者を土に返してきましたが、一般の人々の遺体は、捨てるも同然、野ざらしにされていたそうです。今にして思えばずいぶん粗略に扱われていたように思われますが、遺体そのものが土になり、自然に溶け込むことを願っていましたのでそうした無造作な扱いをしていたと思われます。しかしながら、仏教が普及している今日においては「土に還る」という基本を残したまま、葬法が変化しています。

死後の心を求めて

ご存じのように日本では中世以降、仏教が広まるにともなって死者の供養は仏教にゆだねられてきました。死を避けることはできませんが、死は単に肉体の機能が停止しただけで、やむことなく引き続き活動するものがあるという考えです。それは心であり「霊魂」ともいいますが、霊魂が永遠にいき続けることで、死に対する恐怖や悲観をやわらげることができると言われています。

墓は永遠の安息場所

お墓は子孫のために尽くしてきた肉親の安息場所として用意します。
死後も尚残っている霊魂の居場所として、安らかに休んでほしいという、ご先祖に対する深い思いが込められています。

お墓へのこころ

ある時期、お墓の大きさは権力の象徴とされたこともありますが、決してそうでは無いと思います。お墓の大きさや形は様々ですが、何より大切なことは「供養」のこころではないでしょうか。いくらお金をかけて作った豪華なお墓も供養する人がいなければ空しいものです。死者への尊敬と愛情を持ち、供養を続け、子孫にその重要性を伝えるそんなお墓のあり方を望んでいます。

 

庵治石製品ができるまで

宝篋印塔(ほうきょういんとう)

平安時代後期に中国からもたらされた墓標のひとつで「一切如来心秘密全身舎利宝篋印陀羅尼経」を書き写して納めた経塔であったことから宝篋印塔と名づけられました。
基盤の上に台座があり、その上に屋蓋をのせた塔身が、屋蓋の上下には数段の階段が施され、四隅に耳型の突起があります。美しい佇まいで、拝む人の心を和ませてくれることから一般化しており、五輪塔と同じく、塔の中に納経して供養塔として建立されています。

五輪塔(ごりんとう)

上部の輪から「空・風・火・水・地」−伝統と歴史のある寺院の墓地などでよく見かける五輪塔は、その名の通り五つの輪から成り立っております。空海の墓の上に建てられたのが、墓石として最初に用いられた五輪塔と言われ、平安時代末期頃から、身分の高い人のお墓として建てられ、権力の象徴とされていました。お墓のルーツとして言える五輪塔は、経まで衰えることなく普及してきました。現代では先祖供養の目的として建てられます。

無縫塔(むほうとう)・卵型

鎌倉時代、禅宗とともに中国から伝来し、禅宗の僧、上級武士などに用いられるようになりました。六角、または八角の台座の上に、つなぎとめないで一つの石でできていることから無縫塔と呼ばれています。また卵型の塔身であるため卵塔とも言います。

花崗岩:庵治石
宝篋印塔
五輪塔
無縫塔(むほうとう)・卵型

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